パチスロメーカー決算まとめ

平成26年度 3Q メーカー決算まとめ

 パチンコ・パチスロメーカー第3四半期の決算が出揃いましたのでまとめてみました。パチスロ中心の内容となっています。あしからず。

 

 1.保通協試験方法変更の影響

 

 

 上場メーカー合計7機種見送り

 

 試験方法変更の影響により、中間決算時点ではサミー(4機種)、平和(1機種)、カプコン(1機種)の3社がパチスロの販売を見送っています。今回新たにSANKYOが1機種見送ったので合計7機種見送られることに。非上場の大都技研、山佐、北電子(は影響ないか)などは分からないけど、パチスロ大手上場メーカーはユニバを除き見送りを発表。全体的にパチスロ販売計画の進捗率も低いです。

 

 一方、中小パチスロメーカーは、大手4社7機種の販売見送りとあっては流石に供給不足になるらしく、中には特需に沸いたところも。例えばベルコ(ビンゴ)、KPE(Dororonえん魔くん)、藤商事(アレキング)など。予想以上に売上伸ばしたんじゃないでしょうか。

 

SANKYOが新たに1機種見送りを発表したので合計8機種に

 

 

 年末の主役がビンゴに

 

 大手メーカーの相次ぐ見送りにより年末のラインナップはここ数年ではちょっとないくらいひどかった。ビンゴがメインなの?別にビンゴはビンゴでいいけどね。

 

 お盆や年末くらいしか打たない人もいるし、新規ユーザーが増えやすい時期でもあるのでもっと盛り上がってて欲しいです。

 

 今年の年末はさらにホールがカオス状態になってそうですが、全国のカオスファンがこぞってホールに足を運んでくれるのではと期待しています(やけくそ)

 

 

 Aタイプの増加

 

 今年に入って「ニューパルサーデラックス」、「ハナビ」とビッグタイトル(Aタイプとしては)が次々とリリースされています。Aタイプ専門店までオープンしちょっとしたAタイプ祭り。

 

 Aタイプへのニーズが高まってるとか、業界を上げてAタイプを売りだしているとか、色々考えられますがちょっとそういうことではなさそうです。

 

 5号機黎明期もAタイプ増えています。大きく試験方法が変わるとメーカーも手探り状態になってしまうので確実なAタイプで当座しのぎたいとの考えるのでしょう(5号機黎明期はAタイプすらなかなか適合しなかったけど)。今後、Aタイプが主役になる可能性もないわけではないので。Aタイプの増加の背景はこうしたメーカーの事情や思惑によるところが大きいかもしれません。

 

 

 

 2.人気機種の変化

 

 話は変わって、去年の年末にリリースされた山佐のスマホゲーム「輪撃!クエスロット」でこんなキャラ引きました。(なにやら肉感的!)

 

 平成26年度 3Q メーカー決算まとめ

 

 例えばこのキャラを友人に見せたとして、
 友人「なにそれ?強いの?」
 私「まぁ弱くはないかも」
 友人「ふーん」
 こんな感じで会話が盛り上がることはまずないでしょう。(殆ど遊んでないので強いのか弱いのか分からないけど)

 

 これがパズドラやモンストだったら、色々会話が盛り上がりそうじゃないですか。
 「いいなー、羨ましい」
 「俺は○○引いたよ、めっちゃ強い!」
 とか、少なくともこのくらいの会話は成立するんじゃないですかね。

 

 別に山佐のスマホゲームの話をしたいわけじゃなくて、ゲームそれ自体の面白さも重要だけど、自慢したり、競ったり出来る友人やコミュニティの存在もまた同じくらい重要なんだと。フレンド機能がないスマホゲームなんてないでしょう?

 

 パズドラも会話とういかコミュニケーションが成立しなくなった時、一瞬にして人気がなくなってしまうかもしれない。卵が先か鶏が先かみたいな話ですけどね。

 

 さてパチスロはというと、こういった会話がなかなか成立しにくい環境になってきたかもしれません。新台の寿命が短くなかなか打ちこめない、イベントもない。結果として勝った負けたしか話題がないような大味な台が人気になっていく。
 あるいは、そもそもそんなコミュニケーションには興味がなく、ただその時ひまが潰れてくれればいいような、そんな台も人気になってきてると思います。

 

 危惧するのは、より魅力的な台が人気になっているのではなくて、市場を牽引するような活発なユーザーが離脱した結果、相対的にこのような台の人気が出てきたのではないかということ。

 

 大手メーカーの力が入ったパチスロ台(決して不出来なわけではない)が僅か数週間でガラガラの通路と化すこの現状は、ユーザーのタイプが大きく変わりつつあることをを示唆するものかもしれません。(単純にユーザーが減少してるのもあるけど)

 

 

 

 ルールが変わって、人が変わって、パチスロはよりぼっちな遊びへと姿を変えていくのでしょうか。

 

 かく言う私もぼっちな遊びが好きだったり。一人遊びが好きなパチスロ好きも多いし、そっちに振れて行くのも悪くはないか・・・

 

 

 

 以下、遊技機事業の売上高順に掲載しています。4Qの内容多いかも。


平成26年度 3Q メーカー決算まとめ記事一覧

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平成26年度 3Q 平和

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平成26年度 3Q 藤商事

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平成26年度 3Q ユニバーサルエンターテインメント

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平成26年度 3Q コナミ

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平成26年度 3Q カプコン

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平成26年度 3Q オーイズミ

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