宝くじが当たる気がする理由について考察

宝くじ 〜還元率、当選確率が低いのに当たる気がする不思議〜

「世界が確率の法則に従うのはあきらかだ。けれども、われわれの心は確率の法則にもとづいて作動するようには創られていない」 (著スティーヴン・ジェイ・グールド 「がんばれカミナリ竜」より)

 

 

 

宝くじの還元率、当選確率が低いのは知ってるけど・・・

 

もうすっかり年末ですね。みなさん、年末ジャンボ買いましたか?当たるといいですねー。ところで、年末ジャンボの還元率、当選確率はどのくらいか知ってますか?年末ジャンボは約50%。パチスロは約97%、競馬が約75%。宝くじの還元率はとっても低いんですよね・・・1等の当選確率はというと1,000万分の1らしいです。

 

確率統計に詳しい人は「宝くじは買った時点で負け」とか「宝くじに当たるより、宝くじを買って家に帰る途中で事故死する確率の方がはるかに高い。それでも当たると思ってんの?」などと言って人をバカにします。ていうかバカにされました(T_T)

 

私も確率に疎くないので、言われていることが確率論として正しいのは分かります。でも、当たる気がするんです!抑えきれないこの気持ち!伝わらないこの感情!当時、私はとっても孤独でした・・・(うそ)

 

 

 

「当たる気がする」のはなぜ?

 

損をすると分かっていても宝くじを買ってしまうのは、当たる気がするからなんです(笑)。では、「当たる気がする」のはなぜなのか?この問いに対する回答は、行動経済学のプロスペクト理論(オカルトじゃないですよ!)がベストアンサーとなりそうです。

 

プロスペクト理論の結論部分だけ一部ピックアップしてみましたよ。(詳しく知りたい方は本を読んでみて下さい。調査データや例示が豊富に掲載されているので理解しやすいと思います。)

人間の確率判断についての特徴
・人は確率をそのまま受け取らない(確率が1/3という事象をそのまま1/3とは受け取らない)
・低い確率を過大評価してしまう

 

簡単に言うと、人は低い確率に関してポジティブシンキングである、そういう性質があるそうです。それゆえ、どんなに確率が低くても当選することを信じることが出来るのです(人によって程度の差はあると思いますが)。毎年多くの人が年末ジャンボを買っているの見ると、なるほどな〜という感じでしょうか(笑)。

 

きっと、「あの山を越えれば豊かな土地があるに違いない」とか「この海の先には楽園の大地が広がっているはずだ」など、とってもポジティブな人達の子孫なんです、私たちは。う〜ん、でもこれってなんか中二病っぽいような・・・

 

まぁ、人は合理的な判断に基づいて行動するかというと、全然そんなことはなくて、むしろ逆であったりズレてたりするのです。冒頭の言葉「世界が確率の法則〜」もそういった人の性質を端的に表現しているかと思います。だからこそ、夢を見れたりするんですね。場合によっては中二病にもなれ・・・

 

 

 

パチスロの事故待ち台ってどうなの?

 

ところで、パチスロにも宝くじ要素ありますよね。何万分の1でなんとかモード突入みたいな。そういった機種は事故待ち台などと否定的に呼ばれることが多いけど、宝くじ要素が意外と稼働の原動力(低い確率は過大に評価されますからね)となっている場合もあるので、私は宝くじ要素はあった方がいいと思ってます。

 

(以前、私は緑ドンVIVAを良く打っていたのですが、1ゲーム目から「フリーズ引け!」と思いながらレバーを叩いてました(事実)。結局、一度も引けなかったんですけどね・・・)

 

ただ、その効果は限定的かつ補助的で、メインのゲーム性が面白くなかった場合ほとんど効果は期待できないと考えてます。

 

最後に、宝くじ要素のみ、宝くじメインで開発された機種をご存知でしょうか?答えはウィンネットテクノロジーの「大逆転」です。結果は残念でした・・・大惨敗。パチスロの開発って難しいですよね。

 

 

 

この記事は、パチスロ 継続率 〜継続率80%って何回続くの?〜で立てたフラグの回収でもあるので、そちらも読んで頂けるとうれしいです。

 

2013.12.30

 

 

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