純増枚数の算出方法〜その1〜
芝エビだと思ってたらバナエイエビだったらしいです。九条ネギとか信州ネギも他県産だったらしいです。和牛メンチカツの50%は豚肉なんですって。
コンプライアンスって口だけだったんですね・・・知ってました。
んで、どうやらパチスロにも純増枚数ってのに偽装があるとかないとか。偽装なのか!それとも誤表示なのか!はたまたうっかりミスなのか!こうなったら徹底的に調べ上げてやる!ぐぬぬ・・・はっ!ごめんなさい、変にテンション上がってしまいました。ここでは、そういった事には触れずに純増枚数の算出方法をご紹介したいと思います。自分で計算できれば騙されることはないですからね。モーマンタイです。
まずは、「純増枚数」の定義をしっかりと決めたいと思います。
「純増枚数とは、ART(またはAT)が無限に継続した場合における1ゲーム当たりメダルの増減(1ゲーム当たりの払出期待値から1ゲーム当たりの投入期待値を減算したもの)をいう。」
こうしておきましょう。たぶん、みんなが知りたいのはボーナス後や演出上の準備中を都合よく無視した純増枚数ではなく、純粋に1ゲームあたりどのくらい増えるかだと思うので。
純増枚数を算出するのに必要な情報は以下4つ。まとめてみた。雑誌やネットに載ってる数値だよね。
(通常時にMBを搭載している機種(豪炎高校、バジリスクUなど)やリアルボーナスを搭載している機種は少し複雑になりますので、また今度紹介したいと思います。)
純増枚数を算出するのに必要な情報
・投入枚数
・各小役の確率
・各小役の配当
・再遊技の確率(ART中のもの)
上記の数値を使用して払出期待値、投入期待値を求めます。こんな感じ。
純増枚数を算出する手順
Step1 1ゲーム当たりの払出期待値・・・(A)
小役A確率×小役A配当 + 小役B確率×小役B配当 + ・・・
Step2 1ゲーム当たりの投入期待値・・・(B)
投入枚数 − 投入枚数×再遊技確率
Step3 1ゲーム当たりの純増枚数 = (A)−(B)
モンキーターンを例にとって具体的に計算してみたよ。1枚役は取りこぼしてます。1/102.4などまるめられた数字を基にしてますので正確な数値ではありませんが、大きくズレルことはないでしょう。
Step1
1/102.4×9 + 1/6.6×9 + 1/6.6×9 + 1/60.1×9 + 1/117.0×2 + 1/560.1×2 + 1/128×6 = 3.0325
Step2
3−3×0.6428 = 1.0717
Step3
3.0325 - 1.0717 = 1.9608
モンキーターンの純増枚数は約2枚となります。簡単でしょ♪
Step2の投入期待値が分かりづらい場合には、再遊技を3枚役(投入枚数)として計算して差し支えありません。
2013.11.20